北アルプス:徳本峠越え'08  

〜旧街道 徳本峠を越える〜


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日程 2008年10月04日〜05日
山域 北アルプス
形式 無積雪期・一般登山道縦走(幕営)
メンバー Bam、ksg、JO (山の会3名)
行程 10/03: 新宿発:さわやか信州号=(車中泊)〜翌早朝、徳本峠入口下車
10/04: 快晴 徳本峠入口(05:30)−砂防ダム(06:30-06:40)−二俣(07:30-07:40)−岩魚留小屋(10:15-10:35)−本谷分岐(12:20-12:40)−力水(12:50-13:05)−徳本峠(14:30)
10/05:    徳本峠(07:20)−明神(09:00-09:15)−上高地バスターミナル(10:00)
入浴 アルプス山荘  0263-95-2012  11:00〜14:00(要確認) @600円



                   *** アプローチ ***
   


        岳会に入会したばかりのksgさんと例会後、一緒の電車で帰ることが
         あった。当然酔っ払ってる私は、テント山行未経験のksgさんに泊まりの
         山の良さを熱〜く語った。

           「山はやっぱり泊まりですよ」

          「夕暮れ、満天の星、夜明け、これは泊まりの山じゃないと
                 味わえないことですよ〜」



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        下の酔っ払い女にからまれた中年男性、はたから見るとおかしな
         光景だったことでしょう。

        このしつこい勧誘がきいたのか分からないけど、徳本峠越えの計画を
        出したとき、いち早く参加表明してくれた。


        同行者にはこんな渋い計画には大概同行してくれるBamちゃんも加わった。
   

        太平洋から日本海へつなげたい・・・という超自己満足な計画の一環に
        ノッてくれたお二人に感謝しつつ、新宿発の夜行バス「さわやか信州号」に
        乗り込んだ。


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↓↓↓


                      *** 1日目 ***



     10/04: 快晴 
      徳本峠入口(05:30)−砂防ダム(06:30-06:40)−二俣(07:30-07:40)−
      岩魚留小屋(10:15-10:35)−本谷分岐(12:20-12:40)−力水(12:50-13:05)−徳本峠(14:30)


                            

       朝、まだ真っ暗な徳本峠入口でバスを下車。降りたのは私たち3人だけ。
        ksmさんが持参してくれた大きなおにぎりをほお張り(おいしかった!)、
        まだ空も明けないころ、出発の支度を整える。


  
     ksgさんからご馳走してもらった朝食        上高地行きのバスを途中下車
                                   まだ真っ暗の中、身支度を整える

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       俣までの1時間は幅の広い林道歩きで、いくつかのパーティーと前後しな
        がら快調に歩を進める。


        やがて、島々谷川を南沢に取り、沢沿いの道を歩く。「沢沿いの道」というと
        餓鬼岳や伝付峠へ向かう登山道のイメージが強く「あの時みたいに、恐ろしく
        ツルツル滑る桟道を通る高度感のある怖い道」だったらどうしようと思っていた。

        役場のホームページにも、豪雨で部分的に崩壊した箇所があって「通行は自己
        責任」と書かれていた。けれども、崩壊箇所には迂回道が整っていて、大概が
        単調ながらも癒し系の道。ほっと胸をなでおろした。


 
  
         初っ端の林道歩き               パイプの橋を渡る箇所もあった

  
                  途中、登山道沿いに炭焼き釜の跡があった

 
              



                
                   これも水害の傷痕。特に問題なく通過。

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        がて渋い外観の静かな岩魚留小屋へ到着。小屋の裏の、どっしりと
         構える貫禄のある古木は、印象的だった。



  
         岩魚留小屋へ到着


                  
                     小屋の裏手にあった大きな木


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        魚留小屋からも、再び沢沿いの道をテクテク歩く。2時間ほどで本流と
         分岐することとなったが、道中部分的に紅葉した木々や、沢の瀬音が
         心地良い。


           


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        から離れてまもなく水を汲める箇所があるので、水筒を満たす。
         徳本峠のテン場には水場が無いので、行動用の水の他、各自1.5L
         程度余分に担ぐこととした。

         ここまででお疲れ気味のksgさんの共同&個人装備を既にBamちゃんと
         私で分けていたので、水もksgさんの分も持つこととなり、さすがに峠までの
         ジグザグした急登はぜーぜー息が切れた。

 
    
       ココで今晩〜明日の水を汲む
 
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        面に巨大な岩峰を擁する明神ヶ岳を臨む、峠の小屋に到着。
         徳本峠小屋は、各方面からの登山客で賑わい、テン場を確保した
         私たちも穂高の雄姿を背に記念撮影をする。テン場では、なんと、
         山掲示板がらみでお知りあいのkobaさんとご対面。今回は少しだけ
         しかお話できませんでしたが、またどこかのお山でお会いしましょう〜。


           
           
               渋い建物の「徳本峠小屋」。
                この後、改築されたようですが、どうなったんだろう・・・。

  
         徳本峠から明神岳方面を望む          テン場はひっそり


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